元•適応障害人事が語るブログ『新就活論』

〜さとり世代のための『適応するキャリア』の見つけ方~

キャリアは逆算して考える!(広告ではありません^^;)

こんにちは。

さとり就活アドバイザーの右京です。

 

みなさん『STROKE』という蛍光灯をご存知でしょうか?

 

これが『STROKE』です!

見てください!細いチューブを曲げて作ったようなこの造形美!

当然、グッドデザイン賞を受賞しています!

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そしてこれ、スイッチはさきっちょについているのです!

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明かりが非常に優しく、影も非常に優しいいんです。

 

詳細はHPをご覧いただければと思います。(今は「2」になっているそうです!)

http://www.bsize.com/products/stroke/

 

 

えーっと。急に宣伝に目覚めたのか!と思われたかもしれませんが、もちろんそうではありません^^;

 

実はこの『STROKE』、大手メーカーや海外企業が開発したわけではなく、社長の八木さんが企画・回路設計・試作・量産計画・梱包デザインまでのすべての工程を社長自身が行ったのです。

さらに驚くことに販売開始当初の社員数は奥さんも含めて3名でした。^^;

 

なぜこんな工程を一人でこなせたかというと、それはすべて『逆算してキャリア設計をしていた』からです。

 

高校生の時にiMac」に触発されスティーブジョブスのようにかっこいい家電を自分の手で作ってみたいと考えるようになりました。

 

大学で電子工学を学んだ八木さんは富士フィルムに就職し、レントゲンやエコーなどの医療機器の設計に携わり、ただ設計するだけでなく将来を見据え、工場にも足を運び、品質管理などの手法についても積極的に学びました。

 

そんなある日、医療機器にどうかと商社から提案を受けたLEDに興味を持ち、これをデスクライトに使うアイディアを思いつき、28歳にして起業したのです。

 

性能はもちろんのことデザイン性にもこだわりつくされたこの『STROKE』は世界で話題になり、3万9900円とちょっと高めの値段設定にもかかわらず、初回生産分をアッという間に完売しました。

 

皆さんは就職して何をしますか。

 

キャリアとは会社が与えてくれるものではありません。

 

企業の平均年収や離職率を見て企業を選ぶのも大切ですが、その企業で何を学べるのかその経験を生かして何をしたいのかという観点の方がこれからの時代にはもっと大切かもしれませんね。