他にどこの会社を受けてる?への正しい返し方
こんにちは。
さとり就活アドバイザーの右京です。
「他にどこの会社を受けてますか?」
面接でこの質問をされて言いたくないけど、言わなきゃいけないのか?と戸惑った人も多いのではないかと思います。
(私も必ず聞いているのですが^_^;)
今日は他に受けてるいる会社を知られた場合のリスクと、この質問にどう切り返したらいいかについて書きたいと思います。
■人事はなぜ併願企業を知りたいのか
人事が皆さんの併願企業を知りたい理由は主に3つあります。
1、併願企業に対抗するアピールポイントを見出したい
2、併願企業を知ることで本当の志望動機がどこにあるかを知りたい
3、併願企業の状況を踏まえて返答期限を設定したい
■併願企業を知られるリスク
上記の人事が併願企業を知りたい目的、2と3において併願企業を知られるリスクが見えてきます。
2、志望企業に一貫性がないと、なぜ志望しているのかと疑問を感じさせネガティブな印象となる可能性がある
例えば、「子供に夢を与える仕事がしたい」と玩具メーカーで話した人が、銀行を受けていますと話したら、さっきの志望理由はなんだったんだろうと思いますよね。
大事なのは面接官を納得させる一貫性です。
3、併願企業の返答期限前に返答期限を設定される
これは結構重要な話です。「併願企業の面接は○月×日です」と知られると、その面接前、ないし結果が出る前に返答期限を区切られるリスクがあります。
併願企業に挑戦して、内定企業を捨てるくらいなら、「この会社でもういいや」と決断をしてくれることを狙っているわけです。
■併願企業を聞かれた時の正しい返し方
ここまで読んでいただければ、併願企業を知られることは皆さんにとってデメリットとなる可能性が大きい事はご理解いただけたと思います。
だからといって「その質問にはお答えしかねます」と、出来る限り丁寧に答えたとしても、人事は「何か隠したい事があるのか?」とネガティブな印象を持ちかねません。
つまり、何も言わないという選択肢もリスキーなんです。
では、実際に面接で「他にどこの企業を受けていますか?」と聞かれたらどう返せばいいと思いますか?
その時には「御社と同じような事業を行っている会社です。」と答えましょう。
そう答えられると人事もそれ以上つっこみずらくなります。
それでも具体的な社名を聞かれることがあります^^;
その際には人事から見てありがちな企業『だけ』を言えばいいのです。
例えば玩具メーカーであれば、「タカラトミー」を受けているのであれば「バンダイナムコ」などの競合企業を言えばいいのです。
たとえほかに金融業界の企業を受けていたとしてもすべてを言う必要はありません。
また、併願企業の選考日時を聞かれた場合には「まだ調整中です」とか「○月の×週目くらいに一次選考をやると聞いています」とごまかして、それが日程がのちに支障が出るようだったら「あの日程はずれっちゃったんですよ」とごまかしてしましょう。
内定承諾までの駆け引きは一種の交渉です。
すべての手札を見せながらババ抜きをするようなことにならないよう気を付けてくださいね^^
明日は内定をもらって迷っている人への人事からのお願いを書きたいと思います。