元•適応障害人事が語るブログ『新就活論』

〜さとり世代のための『適応するキャリア』の見つけ方~

要注意!給料はここを確認しろ!

こんにちは。

さとり就活アドバイザーの右京です。

 

さて、今日は「給料」のことです。

 

特に入社する会社が決まっているあなた!

会社の給与制度について説明できますか?

 

■お金のことは聞かないは美学ではない!

新卒採用で皆さんにお金のことで開示されていることといえばナビサイトに書いてある初任給や年収の金額と手当て位でしょう。

 

では、入社してからの一年間で総額いくらもらえるかわかりますか?

 

結論をいうと、ナビサイトの情報ではわかりません。

しかも、このわからない部分で大きな差が生じる場合があります。

 

 

■ボーナスは収入においてかなりの比率を占める

入社予定の会社ではボーナスはどれくらいもらえますか?

 

きっとボーナスのことは聞いても「その時の会社の業績による」とかごまかされていませんか?

 

このボーナス、企業によって大きく差があり、数万円しかもらえない会社もあれば、新卒でも100万を超えるボーナスがもらえる会社もあります。

 

じゃあ、どうボーナスを確認するかというと、昨年はどれくらいのボーナスが支給されたかを聞きましょう。これであれば人事は必ずデータを持っているはずです。

 

 

■その福利厚生、本当にいる?

企業によっては給与はそこまででもないけど福利厚生が手厚そうだから安心できそうだなぁっていう会社がありますよね。

 

でも、この手当や福利厚生に騙されてはいけません。

 

まずはその内容について。まずは家賃手当と書いてあっても家賃の3万円を支給してくれる会社もあれば、家賃を3万円だけ払えばそれ以外の金額は払ってくれるという場合もあります。また、オフィスの近くに住んだら家賃手当を支給するという条件付きの場合もあれば、その支給年数も入社して3年の場合もあれば、10年の場合もあります。内容は十分に確認しましょう。

 

また、金銭面で企業を比較するのであれば福利厚生は現金化して考えなければなりません。家賃手当が3万円なら初任給が5万円高い方がいいですよね。

 

加えて福利厚生は制度としてなくなる可能性もありますのでそこも考慮しておきましょう。

 

■初任給なんてそんなに重要ではない

もちろん人にはよると思いますが、そんなに差し迫ってお金が必要ですか?

 

初任給なんかよりもどのように給料が上がっていって、家族を養わなければならない時に必要な収入が得られる方が、退職後に必要な額を蓄えることができるかの方がよっぽど重要だと思いませんか。

 

初任給の高さが生涯年収の高さに比例しているとは限りません。

これは注意しなければなりませんね。

 

では、その年収はいつどのようにどうやって確認したらいいかについて明日は書きたいと思います^^

「社会を変える」を仕事にする

こんにちは。

さとり就活アドバイザーの右京です。

 

今日は就活推薦図書をご紹介いたします。

 

今日ご紹介するのは駒崎 弘樹さんの『「社会を変える」を仕事にする』です。

人事という職業柄、何が書いてあるのか気になり、本屋で手に取ったのですが、そこには私の知らない世界があることに驚かさせれました。

 

 

NPO法人という選択

著者の駒崎さんはもともと学生の時、後輩に誘われ会社の社長として会社を経営していました。

しかし、IPOを目指して会社を成長させていくということに意欲を持てず目標を見失ってしまいます。

 

そんなある日、駒崎さんは留学していた時に何か「日本に貢献したい」と考えていたことを思い出し、アメリカのNPO法人のサイトを見ていたところ、代表に「CEO」という役職がついていることにびっくりし、NPOについて調べると、アメリカでは社会的課題解決する手段として「ソーシャルベンチャー(社会起業)」が盛んに行われていることを知るのです。

 

お母さんがはベビーシッターをしていた時に子どもが熱を出したので仕方なく一週間ほど会社を休んだら、会社が激怒しクビになってしまった」というお客さまに出会ったという話を思い出しこの社会問題を解決すべく、NPO法人を立ち上げようと考えるのです。

 

病気になった子供を預かる「病児保育」を始めるも、業界からはバッシングを受けるは、黒字化が非常に難しいは、役所との調整に振り回されるはで、それはそれは大変な道のりだったのですが、2015年度決算では13億を超える売り上げを上げることに成功しています。

 

 

NPO法人だって利益を出していい

 

単純に驚きました^^;

 

ただ私が無知なだけですが、NPO法人で働いている人はボランティアで給料はなく、組織としても利益を出してはいけないものだと勝手に思っていたのですがそうではなかったのです。

 

NPO法人非営利の組織として利益を上げることは問題なく、利益を社員に分配しなければ問題ないそうです。つまり、「今年は特別儲かったから臨時ボーナスだ!」というのは違法になるそうです。

 

 

リクナビを見ているだけでは気づかない選択肢がある!

本の 最後の章では政治や偉い人だけが世界を変えるのではない。気付いた個人が事業を立ち上げ、社会問題を解決できる時代になっているという力強いメッセージが書かれています。

 

そう考えると少子高齢化や待機児童の問題、いじめや不登校に、自殺者の人数が多い事など問題ばかりです。皆さんが課題感を持っているものもあるのではないでしょうか?

 

「こんな選択もあるんだ!」と視野が広がるきっかけになると思います。ぜひ手に取ってみてください^ ^

 

あなたは仕事で何に貢献しますか?

景気変動に強いビジネスを選ぶという選択

 

こんにちは。

さとり就活アドバイザーの右京です。

 

さて、先日のブログでざったいに定年まで働ける会社なんてわからない!という話をしました。

 

satori-syukatsu.hatenablog.jp

 

では、少しでも定年まで働ける企業を選択する確率を上げるためどうしたらいいでしょうか。

 

 

■企業だけなく、職業の安定性も大切!

 

営業の時の癖で私はいつも街中できょろきょろし、

何か新しいものはないか探してしまいます。

 

今日も街中を歩いていたところ、バイクが目につきました。

何かデリバリーのバイクかと思ったのですが、

そこには見慣れたペンギンのマークがついていました。

 

みなさん「ホシザキ電気株式会社」をご存知でしょうか。

↓ホームページはこちらです。

製品情報|ホシザキ電機株式会社

 

業務用冷蔵庫や食洗器などのメーカーで、

飲食店でアルバイトをしたことがある方なら

一度はこの会社のマークがついたものを見たことがあるのではないかと思います。

 

私が目にしたバイクはきっと故障した冷蔵庫を修理するエンジニアのバイクだったのだと思います。

 

 

どこにでもある業務用冷蔵庫の修理メンテナンスを業務とするエンジニア。。。

よほどのことがない限りはこの仕事はなくなりませんよね!

 

 

同じように郵便局員や鉄道職員など社会インフラに関する仕事もなくなりにくい職業といえるでしょう。

 

もちろん以前のブログにも書いた通り、せっかく仕事に就くなら好きなことを仕事にした方が楽しいとは思いますが、さらにその中でも景気変動に強い仕事を選ぶことができれば、安心して働くことができます。

 

あなたが選ぼうとしている仕事は今後40年以上ニーズがありそうですか?

これからの社会を生き抜くために必要なスキルとは

こんにちは。

さとり就活アドバイザーの右京です。

 

今日は歴史的な1日になりましたね。

イギリスのEU離脱

オバマ大統領の広島訪問に続き、間違いなく世界史の教科書に載る日になりましたね^ ^

 

実はこれ、他人事ではないかもしれません。

 

最近、人材紹介で働いてる友人に会うと、みんな口を揃えて求人が鈍化すると話しているのです。

 

企業の人材投資は景気が不安定になるだけで鈍化し、一度景気が悪くなると回復して時間が経つまでは人材投資を渋ります。

 

来年の新卒採用は今年ほど景気良くはならないかもしれませんね。

 

さて、本題です!

これからの皆さんが働く40数年間。

間違いなく景気が悪くなる事もあるでしょう。

 

そんな時代で自分が働いている会社で何かがあったとしても、どこかの企業から声が掛かるような人材になるためには何が必要だと思いますか?

 

■人材紹介会社に絶対確認される事

人材紹介会社に新しい登録者が来るとどんな経験の人でも必ず確認される事があります。

 

英語です!

 

仕事で使うかは関係ありません。

実際に入社して使うかはどうかは関係ありません。

実際、高い英語のスキルを求めていた企業に入社したら、英語を使う機会が全くないから、また転職する何て事はしょっちゅうあります!

 

企業の言い分としてはゆくゆくもっと海外にビジネスを広げていきたいから先んじて英語ができる人が欲しいと言う事が多いです。

 

いずれにせよこれからは英語ができるか出来ないかで転職しようと思った時に紹介される求人件数が2倍以上の差が出て来るでしょう。

 

■成果を出しながら、効率も上げるスキル

資本主義社会においては企業はもちろん、皆さん一人一人も他より成果をあげた人が評価されるのは当然ですが、これからの時代はそれに効率も加えて求められるようになります。

 

その例として、有給消化率・残業時間の削減を自身の評価にかかわる目標設定に組み込ませる企業が出てきています。

 

つまり、人より成果を上げるために徹夜をしたりするのはこれからの時代では許されないということです。

 

ではどうやって業務効率を上げるために必要なスキルとは何か。

大きく二つあります。

 

一つはITスキルです!

市場調査やデータ集計においてExcelが使いこなせれば生産性は莫大に拡大します。

自分がこれできないかなぁと思うようなことはほとんどExcelでできます。

Excel一つの例ですが、ほかにも最新のIT技術に興味を持ち、業務に活かせそうなものはどんどん学んでいくことはIT業界で働いている人のみならず、皆さんに必要になるでしょう。

 

もう一つはコミュニケーション能力です。

「そんなの分かってるよ」と思われるかもしれませんが、間違いなく皆さんが思っている以上に必要です。何かあったときに「あの人が困ってる伝おう!」と周りのメンバーに思ってもらえる事。チームリーダーになったときにだらしないメンバーに改めさせる事。上司同士が仲が悪い部署に何かをお願いしなきゃいけない時だってあるでしょう。

時にはウエットに。時にはドライな対応ができる。それでいて周りからの人望は厚い。

そんなコミュニケーション能力を持ち合わせれば間違いなく業務を円滑に進めることができるでしょう。

 

まだ就活中の皆さんにとってはまだ早いと思われるかもしれませんが、これを今のうちに身に着けることができれば、間違いなく、絶対に、必ず就活もうまく進めることができるはずです!

 

様々なバイトにチャレンジしたり、いろんなサークルやボランティアに顔を出してみたり、海外旅行や留学にチャレンジしたり、いろんなことに挑戦して面接で話せるネタを増やしていきましょう^^

 

 

 

 

 

絶対に定年まで働ける企業の探し方

 こんにちは。

さとり就活アドバイザーの右京です。

 

■友人からの転職相談。皆さんならどうアドバイスしますか?

 

先日友人から転職の相談を受けました。

彼はドラックストアに置いてある一般消費財のメーカーで

営業と少し営業企画のような経験をしていました。

 

そんな誰もが知っている企業で務めていた彼が転職を考えるようになったのは、大阪転勤の辞令が下されたからです。

 

入社の時点から全国転勤の可能性があることは理解していました。

しかし、お母様が体調を崩されてしまい、どうしても近くにいたいということで、転職を考えるようになったそうです。

 

彼が次の企業に求める条件は三つ

・東京で勤務し続けることができる

・企画・マーケティングの仕事にチャレンジしたい

・定年まで働ける

 

この三つが叶えられるのであれば忙しくても頑張る覚悟はあるとのことでした。

みなさんでしたらどうアドバイスをしますか?

 

 

■絶対に定年まで働ける企業の探し方とは。。。

 

私はこうアドバイスをしました。

・同じような一般消費財メーカーに勤めたら全国勤務からは逃れられない

・営業企画・マーケティングの仕事に就きたいのであればコンサルティングファームか、これからの時代を想定してWEBマーケティングの仕事がいい

 

そして最後。

・定年まで働けると最初にわかっている会社なんてない

 

ブログのタイトルに興味を持ってクリックしてくださった方には申し訳ございません^^;

しかし、これが事実です。

 

具体的な社名を出すのは避けたいと思いますが、ついこの前まで一流メーカーだった企業が海外企業買収されリストラに踏み切ったり、航空会社が破たんし、リストラに踏み切ったのは記憶にありますでしょうか。十年以上前になりますが、国内有数の証券会社が倒産することだってあるわけです。

 

これからの時代は国際競争の激化が進む中でもっと国内企業の経営は難しくなるでしょう。

 

つまり、絶対に定年まで働ける企業なんてないという訳です。

 

■「就社」ではなく、ちゃんと「就職」しよう!

では自分の雇用を守るためにできることとは何でしょうか?

 

それは何歳になってもどこかの会社から声が掛かるようなスキルと経験を身に着け磨き続けることです。

 

いずれにせよ会社はあなたのことは守ってくれません。

 

安定雇用は与えられるものではく、勝ち取るものです。

資本主義社会生きていくためには会社も自分も成長し続けなければならないのです。

 

では、どう成長したらいいのでしょうか?

次回はこれからの社会で勝ち抜くために必要なスキルについて書きます^^

 

好きなことを突き詰めるという生き方

こんにちは。

さとり就活アドバイザーの右京です。

 

 さて、以前のブログでITが進化することにより、

様々な仕事がなくなる、失業の恐れがあるという内容を書きました。

satori-syukatsu.hatenablog.jp

 

では、ITが進むと我々の生活はどうなっていくでしょうか。。。

 

■余暇時間がもっと増えていく

 

考えてみてください。

洗濯だって、食器洗いだって、

昔と比較すれば圧倒的に時間が短縮されています。

 

同様に会社の売り上げや経費精算をしたり、

勤務時間の管理をしたり、

営業先のお客様への提案資料を作成するのも

ITによって時間が短縮されました。

 

より一層IT化が進めば将来皆さんが家族と過ごす時間は

今よりももっと増えるでしょう。

 

■遊びが仕事になる日が来る!

極端化もしれませんが「yutuber」だってその例です。

 

自分がやりたい!と思ったことが他の人の需要を満たしたり、

他の人に喜びを与えたりする機会がもっと増えてくるでしょう。

 

■遊びを仕事にしている開拓者

ご紹介するのは言わずと知れた堀江貴文さん」です。

 

あの「755」や料理の工程を動画で見れる「2.59」という

アプリの開発に関わったり、宇宙事業に関わられているのも、

皆さんご存知ですよね。

 

もちろん受け売りで書いたわけではありませんが、

「遊びが仕事になる」ことについて書いた本をご紹介します^^;

あの「ゆきひろさん」との対談も非常に興味美深いので、

読むと視野が広がるのではないのでしょうか。

 

皆さんは何が好きですか?

親には反対されるかもしれませんが、

それを突き詰めて仕事にするのもありかもしれません^^

就活の『本質』

こんにちは。

さとり就活アドバイザーの右京です。

 

さて、私がブログを始めて、早一ヶ月が過ぎました。何をするにも飽きやすい私がこれまで続けられているのは、ひとえに皆さんがこのブログを訪れてくださる事が嬉しいからです^ ^

 

 

そんなブログを一ヶ月とちょっと続けて気づいた事があります。

 

ブログの内容として面接での具体的な質問に対する返し方についた書いた方が皆さんにかなりご興味を持っていただけているという事です。

 

これは嬉しい事ではあります!本屋で売ってる就活本には書いていないような事や、キャリアセンターでも聞けないような事を書いている自負はあります!

 

 

しかし、就活の『本質』とは何なのでしょうか。

 

私は『社会人としてのどう生きていきたいかについて考える事』だと思い思っています。

 

面接対策やES、履歴書の書き方についてももっとお伝えしていきますが、そんな小手先のテクニックは練習すれば、勉強すれば、すぐに身に付きます。

 

だからこそ老若男女、様々な社会人と話をし、自分が何をしたいかについて考え抜いていただきたいと思います。

 

明日以降もその一つのきっかけとして、「こんな働き方もあるんだよ」っていうのをご紹介してまいりたいと思います^ ^